憧れの奈良へ! |
中高時代の修学旅行では奈良に行っていないし、その後も京都へは
何度も行ったものの、奈良まではなかなか行けずにいました。
奈良には憧れの仏像がいっぱいで、ず~っと行きたいと思っていました。
まず興福寺へ。


興福寺と言えば、阿修羅像です。

阿修羅像は3月31日から6月7日まで東京上野国立博物館に
出張します。人気スターの仏像は大変ですね(笑)
興福寺国宝館はそれほど混んでなくて、ゆっくり対面できました♪
精悍な少年といった面持ちの阿修羅像は、少し愁いを帯びた
表情をしています。奈良時代にもこんなにスマートでハンサムな
少年がいたのかしら??
興福寺を後に近鉄奈良駅前からバスに乗り、唐招提寺へ。
唐招提寺の金堂は平成21年まで改修中です。

唐招提寺からてくてく歩いて薬師寺へ。



薬師寺の二つの五重塔は、一つは680年創建、一つは昭和に再建
されているんですよね。
そして、薬師寺で最も楽しみにしていたのは日光月光菩薩像!


テレビで拝見した時も何と美しいのだろうと思いましたが、実際に
白鳳伽藍に佇む日光月光菩薩を拝見し、本当に感動しました。
さて、薬師寺を満喫した後は、またバスに乗り、中宮寺へ。
中宮寺では、長い間一番に憧れてき伝如意輪観音像と対面しました。

1400年もの間、人の悩みを聞き続け、どうやって衆生を救おうかと
思い悩んでいらっしゃる観音像のお顔は何とも優しいお顔をしていました。
静かな深い時間がお堂の中に流れていました。
中宮寺を後にして、法隆寺へ。

1300年前の建造物も圧巻でしたが、私が心惹かれたのは、
大宝蔵院にある百済観音像でした。
飛鳥時代の仏像ですが、何とも静かで優しい微笑を湛えています。
しばらくじっと見つめていたら、静かに語りかけてくれているような
感覚を覚えました。
奈良旅行、全てこの日は私の趣味に主人に付き合ってもらいました。
長谷寺など他にも行きたい場所はありますが、たった一日では
全ては回れず、今回は諦めました。でも、一日にしては充実の旅でした。
この後、大阪難波に美味しいものを食べに行きましたが、
そのお話はまたの機会に。。。