大分の味 とり天 |
大分には「とり天」という料理があります。
道の駅などのレストランなどには必ずと言って良いほど、
とり天定食があります。
主人も私も「とり天」が大好きで、大分に帰ると必ず頂きます。
「とり天」はどんな料理かと言うと、鶏のから揚げの天ぷらのようなものです。
鶏肉は胸肉を使っていることが多く、ポン酢等につけて食べます。
もともと大分のレストランが作ったものが、大分全域に広まったとか。
今ではどの家庭でも作られるようです。
今、私の中では大分ブーム?なので、とり天を家で作ってみようと思い、
挑戦してみました。
作り方は色々あるようですが、昨日作ってみた方法を書きます。
①削ぎ切りにした鶏胸肉を、おろししょうが、おろしにんにく、
醤油、砂糖、酒、胡椒を混ぜたボウルに漬けておきます。
②ボウルに卵、冷水、小麦粉、片栗粉を混ぜて、衣を作ります。
③①に②をつけて、中~高温の油で揚げます。
④かぼす醤油に柚子胡椒を溶いたものをつけて頂きます。
*大分ではポン酢につけて食べるのが主流のようです。
柚子胡椒で頂くのも爽やかな味がして美味しかったです。
鶏のから揚げとまた違った感じで鶏肉を美味しく頂けます^^♪
これぞ我が家のとり天!と言うものを作れるようになったら、と思います。
大分と言えば「どんこ」、干し椎茸です。
義理の母の椎茸のふくめ煮が美味しく、真似して作りました。
ポイントは煮詰めず、煮汁を残すことです。
味噌汁の出汁をとった昆布も勿体無いので一緒に煮ました。
なかなか美味しく出来ました。
「吉野の鶏めし」も似たものを作れるのでは、と思って、
鶏ごぼうごはんを作ってみました。
「吉野の鶏めし風 鶏ごぼうごはん」です。
①あく抜きした牛蒡のささがきと小さく切った鶏肉をごま油で炒める。
②①に、醤油大匙2~3、水大匙2、味醂大匙1、砂糖大匙1、
酒大匙1を入れ、 蓋をして5分ほど煮る。
③②を炊き上がったご飯(2合)に混ぜる。
吉野の鶏めしは普通の鶏めしより味付けが甘めです。
それが美味しいので、砂糖も多めに入れてあります。
醤油は大匙3だとだいぶ濃い目のあじつけになります。
私はしっかり味がついているのが好きなので、濃い目に
味をつけますが、塩分が気になる方は少し控えめに。
昨夜の夕飯は大分の味にこだわったお献立でした。
いつも優しく迎えてくれる主人の両親を思い出し、
心も温かになるお食事でした♪